東日本大震災から4年が経過し、新聞、テレビをはじめ多くのメディアが当時を振り返る情報が配信されました。震災直後、電話やメールがつながらない状況下で、大きな役割を果たしたのがTwitterです。一説によると、震災から1週間で投稿されたツイートは約1億8千万。でも電話回線がパンクし、ケータイメールも送受信できない中で、なぜTwitterは機能したのでしょうか。普通に考えればサーバーがダウンして利用できなくなります。
実はこの背景にはTwitterのエンジニアが関係しています。
Twitte社のある一人のエンジニアが、震災のニュースを知り、緊急事態と自ら考え、日本向けのサーバー機能を3倍強化したそうです。これら一連の行動はエンジニアの独断で行われ、上司に報告することなく、自ら正しいと思うことを信じた結果の行動とのこと。
『会社やボスの命令で動くのではなく、会社や社会のためにどうすればいいか、支持待ちではなく自分で判断して体を動かす。』
ビジネスの現場ではとても大事なことですね。このような自分自身で行動できるようになるには、
「自分の会社や仕事が誰のためにどう役立っているか」
が重要だと思います。 上司は部下に業務を教える際、仕事の作業を教えるだけではなく、
- なぜこの作業を教えるのか、
- なぜこの作業が存在するのか、
- 教える仕事の背景や、
- 会社の存在意義、存在価値
なども教えられる組織づくりをしていきたいですね。