始業時間前の朝礼はNG?

自動車メーカーのスズキが労働基準監督署から労働時間の是正勧告を受け、従業員に未払いの賃金約1000万円を支払っていたことがわかりました。

始業前に任意で約5分間の体操を実施していたが、一部部署で任意参加と伝わっていなかったということです。

体操の後、始業後に1~2分の朝礼をしていたということですが、朝礼を始業前にしていた部署もあったようです。

厚生労働省は労働時間について、
「使用者の指揮命令下に置かれている時間であり、使用者の明示又は黙示の指示により労働者が業務に従事する時間は労働時間に当たる」
としています。

準備体操や清掃への参加は任意なのか「黙示の指示」にあたるのか、判断が難しいところだと思います。
しかしながら、参加率が非常に高く人事考課に反映されたり、朝礼や申し送りなど、情報を得ないと業務に差しさわりがある内容であれば、それは労働時間にあたると解釈される可能性が高いです。

残業時間、在場時間に対する労働者意識が高まっています。

今の機会に、一度始業前の慣行を確認してみてはいかがでしょうか。

関連記事

無料相談会受付中

確定拠出年金導入サポート