【テレワーク特集:第5回】テレワークを導入したら「中抜け」を許可しますか?

2020年03月26日

テレワークという働き方が加速化する背景

2020年、新型コロナウィルスの感染拡大は、企業活動に大きな影響を与え、テレワークを導入する企業が増えました。通勤に1時間要している人は、1日24Hではなく、22Hで考えなければなりません。育児に専念している主婦や主夫、家族の介護従事者、病気や怪我で通勤の困難な方など、出社したくても出社できず就業を諦めている人は、テレワーク制度により就労が可能となります。

そこでこれからテレワーク制度の導入を検討している人事、総務に関わる方向けに、テレワーク導入で押さえるべき「ポイント7つ」をご紹介します【過去の記事はこちら】。

テレワークを導入したら中抜けを許可しますか?

テレワーク制度は「子育て中の親には助かる制度」のイメージがありますが、いつも出社している時間に家にいると、家事や雑用、子供の面倒が気になるものです。柔軟に働けるからこそ、ルールをしっかり明確にしておくことが大事になってきます。例えば、

  • 在宅勤務中は、常にPCに向かい、いつでも連絡が取れる状態にしなければならない。
  • 在宅勤務中は、30分以内の中抜けは許可なくOK、30分以上は上司に報告
  • 在宅勤務中は、スタートと終わりの連絡を行えば、中抜けは自由。ただし成果報告が必要

在宅勤務の考え方は、会社によって多種多様だと思います。自分の会社文化にあったルールを考え、しっかり周知しておきましょう。

また、在宅勤務は通勤時間を有効活用できます。在宅勤務に慣れてくると、

  • 「在宅で通勤時間が無くなったので、仕事のスタート時間を早めたいのですが良いですか?」
  • 「今日は子供の授業参観で中抜けをします。仕事のスタート時間を早めるか終了時間を遅くしたいのですが良いですか?」

などの声が挙がってきます。出社、退社時間は就業規則などで決められおり、所定労働時間が変更されるとタイムカードの設定や残業時間の計算など色々な作業が発生します。
中抜けや出社、退社時間のルールが曖昧になっていると、勤怠集計や給与計算が煩雑になる可能性があることを覚えておきましょう。

テレワーク制度を導入する前に決めておくべきルール

以上を踏まえ、下記のようなルールを決めてテレワーク制度を導入することをお勧めします。

  • ✔ 在宅勤務中、子供の幼稚園送迎はあり?
  • ✔ 在宅勤務中、子供を病院に連れて行くのはあり?
  • ✔ 出社時間の変更は可能か?
  • ✔ 出社時間の連絡は必要か?必要な場合、どのように連絡する?
  • ✔ 退社時間の変更は可能か?
  • ✔ 退社時間の連絡は必要か?必要な場合、どのように連絡する?
  • ✔ 中抜けの許容範囲は15分 or 30分 or 1H or 中抜け禁止
  • ✔ 長時間中抜けした場合、タイムカードは対応しているか

まとめ

在宅勤務をしながら3歳未満の子供を見るのはとても大変です。小学生ともなると家にいるだけで良いですが、宿題やらずにゲームやYoutube三昧になる可能性があります。インフルエンザなどは長い休みは助かりますが、基本、在宅勤務は自己コントロール力です。

出社している場合は、内線電話や声を掛けられて対応できなくても「今は席外しているんですね」となりますが、在宅勤務で呼びかけて返事がなければ「何しているんだろう・・・」となります。在宅勤務を行う人は、は会社や同僚からの呼びかけに100%に近い返答率が求められる、ということを忘れてはいけません。

テレワークができない人がいるということも忘れず、自社にあった中抜けや出社、退社時間を考えましょう!

2020年03月26日