セルズの「1 on 1 ミーティング」制度について

2019年01月30日

2019年2月現在、「働き方テラス」を運営するCellsグループの従業員数は約60名。1年間で10人以上入社する年もありました。「ヒト」が増えている会社は、端から見ると「成長している」との印象もありますが、実際の社内は、多くの変革や成果が求められ、情報共有不足などから社内が混乱します。

●「こんなことを同僚に聞いてもいいのだろうか?」
●「リーダーから叱られないだろうか?」

といった不安感が常にあるチームでは、創造的な仕事ができません。「仕事用の別の人格」を作ることなく、従業員が「本来の自分」で、十分なリラックスと安心して働られる環境が、良い集中力を生みだします。ということで、Cellsグループは数年前から1on1による面談を導入しました。

1on1の導入キッカケはコミュニケーションの見直し

社内にヒトが増えると、情報共有が重要です。東京、名古屋、小牧の3拠点体制のCellsでは、3、4年前からコミュニケーションツールとしてChatworkを利用しています。Chatworkは情報の共有や報告に大変役立ちます。でもすぐに反応が欲しい時に反応がなかったり、対話のような創発的なやり取りにならないケースも多々あります。また、誤解や感情的な葛藤が生じてもその場で修正できず、人間関係に影響をもたらします。

例えば、
●「Aさん、なぜこのような状況になった?」
●「すみません、でも私1ヶ月前にチャットでいいましたよ・・・」
●「Aさん、1ヶ月反応がなかったら直接言ってよ・・・」

チャットは便利ですが、困った時に相談したりお互いにサポートし助け合ったり、協働して問題を解決するということを難しくさせるケースもあります。職場が個業的な関係になっているか、協働的な関係になっているかは、会社の風土や職場のマネージャーのスタイル、姿勢が大きく影響します。
そして、個業化した状態で、個人の容量を超えた仕事をこなす状態が長期的に続き、上司や他のメンバーからの心理的サポートを受けることができない場合、うつなどのメンタルヘルスの問題が起こる可能性が高まります。このコミュニケーションを見直す一環として、1on1を導入しました。

1on1は面談ではなくコミュニケーションとして考える

現在、Cellsの1on1は社長が行なっています。面談として考えるのではなく、コミュニケーションとして考えているので、テーマは特にありません。フリートークです。

●「そういえばこの前の〇〇、よかったね」
●「会社に対して何か不満に感じていることはある?」
●「今後、何か取り組んでみたいこととかある?」

このような感じで30分くらいお話をします。とはいえ、従業員によっては、フリートーク前振りをしても会話が続かないケースもあります。

そういう時は、
●「今の仕事のモチベーションは、天気で例えるなら晴れ、曇り、雨、嵐のうちどれ?」
●「曇り?それはどのようなことで曇りになってる?」
●「嵐?何があった?」
●「晴?いいね、何かキッカケみたいなことはあった?」

こんな感じでスタートさせると、話がしやすくなると思います。

でも時には面談として1on1をやるときもある


何度指示しても対応してくれない従業員や、自分で仕事を抱えてヒトに仕事を割り振らないベテランスタッフは、どこの会社でも数人います。このような従業員に対しては、面談として1on1を行います。改善してほしい内容を伝え、面談した記録をメモに残します。もし、改善されない場合は、業務指示書、業務指導書に1on1で伝えた内容を書面にして、本人に渡します。1on1で定期的に面談する仕組みがあれば、マネジメントもしやすくなります。

義務教育の現場には個人面談や三者面談があります。

ヒトが経験や学習を経て、成長するには3つの要素が必要だと思います。

● 挑戦・・・仕事は自分の実力よりも少し高めの仕事が来る。無理と思わず、少し背伸びして挑戦する気持ち
● 振り返り・・・なぜうまくできたか、なぜ失敗したかの、改善すべき点はないか、
● つながり・・・他のスキルを持っている人と自分が持っているスキルを融合する

この3つは、上司や同僚からのフィードバックや助言により気づきが生まれ、ヒトの成長を加速させます。小学校や中学校では、必ず個人面談などで過去を振り返る機会や、本人が気づいていない才能や改善点を伝える場があります。ビジネスの現場でも、このような機会を設けることで、1on1を行う双方が成長する機会になると思います。

1on1導入をご検討の企業様、お気軽にご相談ください。

1on1の導入はそれほど難しくありません。コミュニケーションの手段であり、どこの会社でも気軽に始めれます。また、導入することで「自分がやりたいことや悩みを会社に伝えやすい会社」といった会社イメージを作ることができ、採用のブランディングにも役立ちます。1on1導入をご検討の企業様、お気軽にご相談ください。
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2019年01月30日